宿泊学習5年 2日目
- 公開日
- 2013/06/13
- 更新日
- 2013/06/13
行事風景
2日目の朝も空が澄み渡っていました。
5時過ぎに子どもたちの部屋に行ってみると、すでに起きていました。眠い目をこすりながらも、友だちと一緒に迎えた朝が楽しくて仕方がないようでした。
この日の活動は野外炊飯です。メニューはカレーライス。ご飯は、昔ながらの木のふたのお釜で炊きます。「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ・・・」の言葉を思い出しながら、湯気が出なくなったら、かまどから落とします。しばらくおいて蒸らしたあと、ふたを取ってみるとおいしそうにふんわりとご飯が炊きあがっていました。6班のご飯は、○◎○君の担当ですが、水加減が最高で、かまど係の○◎君との連携が最高でした。また、カレーは女の子たちががんばりました。「ピーラはないですか?」ないのです。ジャガイモもにんじんも包丁で皮をむいていきます。肉・カレー・にんじんを炒め、水を加え、ジャガイモを加えました。カレーもご飯も最高でした。
午後は、オリエンテーリング。制限時間の90分間でどれだけポストを回れるかの競争です。「◎◎君の体力を考えると、あと10分で行けるのは?」などメンバー一人ひとりを思いやりながら、森の中を地図をたよりに歩きました。
夜、7時。森の中の営火場に暗闇が迫ってきました。風もなく、葉っぱの音もせず静まり返っています。火の神か火の守と共に森の中を歩いてやってきました。赤々と天高く燃え上がる炎を見つめながらひと時を過ごしました。炎は、子どもたちの心を温め、一人ひとりのつながりも深めてくれました。そして、可能性の花を温めてくれました。楽しい森人になった時間でした。