思い出に残った修学旅行
- 公開日
- 2010/10/05
- 更新日
- 2010/10/05
6年生
9月14日・15日の1泊2日、会津方面へ修学旅行に行ってきました。
この日まで、2学期が始まってすぐに1・2組合同で10班に分かれた班編成をし、修学旅行の計画を立ててきました。
元気に出発式を行い、バスに乗り込んだ59名。いざ!出発です。
1日目は、到着してすぐに福島県立博物館をまず見学し、会津の歴史や昔の人々の暮らしなどを学びました。ここには、喜久田小学校の校長先生達の名前が記されていて、子どもたちは、ひと通り説明していただいたあと、お二人の名前を探していました。(どこに記されているかは、ぜひ足を運んで探してみてください!)
11時からは、いよいよ班別行動です。班の仲間と調べて決めた見学場所や体験場所などを15時30分まで見て回りました。
ゴールは、飯盛山市営駐車場です。いにしえ街道を中心に、会津武家屋敷・大龍寺(幽霊の足跡が見られる!)、近藤勇の墓、飯盛山(白虎隊士の墓、さざえ堂など)そして、体験では、赤ベコ・慶山焼きでの絵付けや、がぶりガーデンでのおまんじゅう作りなど、それぞれに班で協力しながら行動しました。
後で、班別行動のエピソード聞いてみると・・・。
バスのフリーパスを無くしてしまった。おみやげを買いすぎて、お金が足りなくなってしまった。せっかく作ったおみやげを忘れてしまったなどなど。
でも、班で協力して全員集合時刻前にゴールすることができました。
そして、会津の方々の温かさにもふれてきたようです。
夜は、国立磐梯青少年交流の家で宿泊です。児童代表による学校紹介をしたり、その日宿泊していた他の団体とゲームを楽しんだりしました。
自分たちの使ったお風呂場の洗面器や椅子など、他の人の分もきちんと整理していた男子もいました。
2日目は、まず日新館へ行き、座禅体験をしてきました。
お坊さんから、『一期一会』『いただきます。』の言葉の意味や、優しい(思いやり)気持ちばかりでなく、強い心をもつことの大切さなどを教えて頂きました。そして、いよいよ座禅を組んだ時には、自ら渇!を入れてもらった子もたくさんいました。
空気が澄み、磐梯山がきれいに見える部屋での座禅。お坊さんの話を聞き、自分自身を見つめ直すいいきっかけとなりました。
お昼は、会津レクリエーション公園で食べて、その後は、公園内の遊具で遊びました。短い時間でしたが、普段の学校生活では、あまり外で遊ばない子も、歓声をあげながら楽しく遊んでいました。
最後の見学場所は、猪苗代の『野口英世記念館』です。千円札にもなっているので、名前だけは聞いたことのある子も、地元福島県が生んだ偉人の功績を学習し、知ることができました。
あっという間に終わってしまった修学旅行。
バスの中では、「先生!タイムマシンがほしいです!!」との声。
「タイムマシンに乗って、過去に行くの?未来に行くの?」と聞くと、
「もう一回、昨日に戻って、修学旅行をしたい!」とのことでした。
小学校生活最後の年に、一人一人いろいろな思い出が心に残った修学旅行でした。
帰校式では、出発式の表情とは違った一回りも二回りも大人になった59名がいました。