読書タイム 〜本の読み聞かせ〜 9/25
- 公開日
- 2017/09/25
- 更新日
- 2017/09/25
6年生
本校では、月曜日と木曜日の朝8時20分から35分までの15分間が「読書タイム」となっています。
今日は、校長が、6年1組で「読み聞かせ」を行いました。
「おおきな木」(作:シェル・シルヴァスタイン、訳:村上春樹)というお話の読み聞かせを行いました。
絵本「おおきな木」(原文のタイトルは「The Giving Tree」)は、1964年に出版され、世界各地で読み継がれてきたベストセラーです。
登場するのは、りんごの木と少年だけ。
りんごは、大好きな少年に、木の葉を、果実を、枝を、幹を・・・与え続けます。
りんごの木に、あれもほしい、これもほしいとねだっていた少年も、やがてよぼよぼの老人になります。疲れ果てた老人は、もう何も求めるものはなく、座って休む場所だけを求めるようになります。
切り株だけになってしまったりんごの木は、精一杯背筋を伸ばし、老人になった少年に休む場所を提供します。
「それで木はしあわせでした。」
非常に深いお話です。
シンプルなお話の中に「無償の愛」という深いテーマが伝わってきて、大人が読んでも感動する本です。
6年1組の子どもたちは、真剣に集中してお話を聞いてくれました。
「本は心と頭の栄養」です。
子どもたちには、すてきな本にたくさん出会ってほしいと思います。