学校生活の様子

「歯っぴーになろう」(4年その1) 6/13

公開日
2017/06/13
更新日
2017/06/13

4年生

2校時目に、4年1組で歯みがき指導が行われました。
最初に、昔と今の人間の頭蓋骨の絵を見比べてみました。
あごが発達していた昔の頭蓋骨に比べて、今は、あごの部分が細くなっています。
昔に比べ、柔らかい食べ物が多くなっている現代の食生活の影響で「かむこと」が少なくなり、それが、あごの部分の変化につながっているようです。
「かむこと」がどれだけ大切か、「ひみこのはがいいぜ」の合言葉をもとに、話がありました。
【ひ】肥満を防ぐ
よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。 よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまいます。 よく噛むことこそダイエットの基本です。
【み】味覚の発達
よく噛むと、食べもの本来の味がわかります。よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。
【こ】言葉の発音がはっきり
歯並びがよく、口をはっきり開けて話すと、きれいな発音ができます。
よく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、表情がとても豊かになります。
【の】脳の発達
よく噛む運動は脳細胞の動きを活発化します。
【は】歯の病気を防ぐ
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をもとに戻したり、細菌感染を防いだりして、 虫歯や歯周病を防ぐのです。
【が】がんを防ぐ
唾液に含まれる酵素には、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるといわれています。
【い】胃腸の働きを促進する
よく噛むと消化酵素がたくさん出ますが、食べものがきちんと咀嚼されないと、胃腸障害や栄養の偏りの原因となりがちです。
【ぜ】全身の体力向上と全力投球
「ここ一番」力が必要なとき、ぐっと力を入れて噛みしめたいときに、丈夫な歯がなければ力が出ません。よく噛んで歯を食いしばることで、力がわき、 日常生活への自信も生まれます。