【多太郎50】めりはり
- 公開日
- 2018/05/10
- 更新日
- 2018/05/10
学校
6年生の1時間目だよ。
「筆者の意図」って、いきなり難しい言葉がミルフィーユ状態で単元のタイトルが出てきたぞ。
やっぱり、6年生の学習は、一筋縄じゃいかないな。
書いてある内容は、興味深くて、楽しいんだよ。
だって、「楽しいから笑う」んじゃなくて「笑うから楽しい」っていうんだもん。ついつい、どういうことなんだ?って、引き込まれちゃうよね。
国語は面倒だなって思ってたけど、長谷川先生と一緒に、じっくり考えながら一歩ずつ読み進めると、とてもよくわかってくるから不思議なんだ。
思っていることを発表するにしても、急に指されると、ドキドキして頭が真っ白になっちゃうけど、こうして、ノートに考えをまとめてからだと、安心して発表できる。
それよりも何よりも、ぼくたちが、ノートに書いている間、長谷川先生が、一人一人のノートを見て、ここがいい、あそこがいいって、次々にほめてくれるんで、話し合いの時に、自信を持って大きな声で発表することができる。これですよ。
もうすぐ運動会のあわただしい時期だけど、どの学年も、運動会の練習や準備と、ふだんの学習とをめりはりのきいた落ち着いた生活の中で取り組んでいるっていうのは、やっぱり、ぼくたち多田野の「あるある」だよね。