1-2通信(第50号)
- 公開日
- 2022/02/18
- 更新日
- 2022/02/18
お知らせ
各教科とも採点されたテストが返され、教室に行くとその都度、「先生前回よりも○点上がりました!」と喜びの報告を受けることもあれば、(=_=)←な表情で「先生どうしよう…」と、変えることのできない現実に一人では向き合えず、とりあえず担任の横でしばらく一緒にヒーターで温まる。そんな状況が続いていました。男たちは合計点争いに必死です。5教科の合計で負ければ、9教科の合計で挑む。よくある不思議なバトルを繰り広げています。
普段は時空が歪むほど騒がしいですが、給食のときだけは風の音が聞こえるほど静かな時間が流れます。写真を見てもらうとわかるように、食事の時間の表情はみんなほぼ無の状態です。でも安心してください。みんな変わらず、元気です。
話は変わり、だんだんと登校日数も少なくなってきました。一年生の終わりが一歩一歩近づいています。みんなはどう思ってるのでしょうね。
今日は、入学してきたときにみんなにも書いてもらうからね、と約束していた、「担任の取扱説明書」を書いてもらいました。
これは何かと言うと、単純にあまり自己紹介が得意ではない担任が、入学してきた子たちにすぐ自分のことを知ってもらう方法として何かいい案はないかと、若かりし頃に考えたのがこの担任取扱説明書でした。
自分が受け持った子たちに、実際に一年間一緒に過ごして見たこと、感じたことを、忖度なしで書いてもらっています。
担任の取り扱いに一番詳しいのは、やはり実際に一緒に過ごして来た人たちです。教員としての自分の反省にも繋がるので、いいところ、こういうところは嫌だったなぁというところなど、素直に書いてもらっています。ただ、中学生は本当に素直な表現をするのでちょっぴり勇気がいる行為でもありますよね。
本当に子どもたちはよく見ていて、表情や仕草、前に先生そんなことしたっけ?というようなこともしっかり覚えています。
「朝のテンションは低い」
言い返せる言葉は一つもありません。一時間では足りず、家に持ち帰って書いてくれている子もいるので、しっかり作成したいと思います。
最後に、書いてくれたものの中から一つ。
先生は「どんなクラスでも、最終的に良いクラスにする魔法が使える」
今後の教員人生に、さらっと大きなプレッシャーをかけられました。一層やる気が出ますね…。精進します。