1−2通信(第47号)
- 公開日
- 2022/01/12
- 更新日
- 2022/01/12
お知らせ
この冬休み中に、担任が学んだことを一つ。
「私の心は燃えている」の花言葉をもつポインセチアですが、ご存知の通り、情熱的な赤色が印象的な植物です。真ん中の小さな黄色い部分が花で、赤い部分は葉。これは前から知っていたことです。
ここからが本題。クリスマスシーズンによく見かけるためか、勝手に「寒さに強い、冬の植物」かと思っていたわけです。冬休みに入り雪が降ったことでより赤色が映えて素敵だなぁと思っていました。しかしです。何ということでしょう。葉が萎れ、茎に力もなく、肩を落としてうつむいているような表情をしているんです。子どもが熱を出して慌てて病院を探す母親のように、「ポインセチア 元気がない」と必死に検索します。すると、まさかでした。なんと、ポインセチアはメキシコ原産。暖かい地域の植物だったのです。こんなに着込んでいても寒いわけですから、元気がなくなるに決まっています。急いで職員室のヒーターの上に置き、ここはメキシコだよと声をかける策しか思いつきませんでしたが、これもなんと、翌日、効果てきめんでした。葉の先まで力がみなぎり、元気です!と堂々としているではありませんか。しかもポインセチアは、行く行く大きな木になるという。わからないことだらけですね。日々勉強です。
というわけで、「ところで先生、ひまわりの種ってもうとり終わったんですか?」と問われ、戸棚にしまっていた袋を開封し、作業開始です。あんなにいっぱいあったはずなのに、収穫できたのはたったひと握り。数を収穫するって、大変ですね。そういうのも一つ、こういう体験を通してぜひ学んでほしい。思春期講座で学んだ、「命のリレー」と同じように、ここからどんどん増えていくとまたさらに面白いかもしれませんね。