1-2通信(第13号)
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
お知らせ
今週の道徳の授業のテーマは、「自分とのつきあい方を考える」こと。
「自分のことは自分が一番わかっている。」なんて言ったりしますが、本当にそうでしょうか?大人になるとある程度は理解していることはあるかもしれませんが、こどもたちは「自分ってどんな人?」と聞かれると、頭の上にはたくさんのクエスチョンマーク。なので、授業の最初には、自分の名前を書いた小さな紙を班で回し、その人の「いいところ」を一人一人に書いてもらいました。
自分の手もとに戻ってきた紙を読んで、とても興奮気味な人、静か〜に読んでいる人、いいところが書いてあったことに安堵した表情を見せる人など、様々でした。
人のいいところは見つけられる。けど、自分のいいところを見つけるのは結構難しい。
じゃあ「短所」は?と聞くと、それはそれは出てくる出てくる、記入欄を埋め尽くすほどです。不思議なものですね。
今日はその「短所」を「長所」に換えるというものでした。これもまた難しい作業。その中からいくつかあげてみます。
「心配性」な人は、「体調が悪い友達に言葉をかけてあげられる」
「あきっぽい」人は、「次の新しいことに挑戦できる」
「緊張しちゃう」人は、「慎重に行動できる」
普段うるさくて「声が大きい」人は、「応援のとき声を出せる」
「すぐ物事を忘れる」人は、「すぐ切り替えができる」
などなど、自分なりに上手に変換していました。
上手に自分と付き合っていけるように、この3年間で自分なりに自分を理解していきましょうね。