学校生活の様子

1-2通信(第9号)

公開日
2021/05/24
更新日
2021/05/24

お知らせ

先日の授業参観で宿題にしていたこどもたちの感想です。道徳の授業で、「いじめ」についてみんなはどう考えたのでしょう。
「いじめをすると、やった側は覚えていないけどやられた側はずっと覚えているかもしれない。心に大きなキズができる。いじめは自分(やっている側)が弱いから違う手段で強がっている。」
「いじめをする人はとても悪いと思う。だから僕は、いじめられている人のことを守れるようにがんばる。」
「私も知らず知らずのうちに相手が嫌だと思っていることをやってしまっているかもしれないので、思い返してみたいです。」
「いじめをしてなにが楽しいのかなと思った。かっこつけてやってるかもしれないけど、まわりからみるといたいし、ひどい。」
「いじめは絶対だめだと改めて思った。人にやられて嫌なことは、人にしない!!と思います。」
「いじめられている人を見たらできるだけ助けてあげたい。けど、いじめてる人を注意して、もし自分もいじめられるかもしれないと思うと、助けられるかわからない。でも、勇気を出して助けてあげたい。」
「私的には止められないかもしれない。たぶんもしも私がその場面に出くわしたら、いろいろ考えます。自分にきてしまうんじゃないか、とか…」

最後の方の感想は、中学生のリアルを描いている気がします。困ったときは無理せず先生に相談しましょうね。

自分の中で改善した方がいいと思うところも、みんな素直に書いてくれました。
「ふたりでふざけていても、相手が嫌がってるかもしれないから相手のことを考えて行動したい。」
「一人でいたら、遊びに誘いたい。」
「たまに人が嫌だと思うことを言っている気がするから直したい。」
「妹とケンカをしないことです。学校ではそこまではないのですが、家では妹とよくケンカになり、もしかすると妹は本当は傷ついているかもしれないので気をつけたいです。」
「ぼくも少し嫌がらせみたいなのをやってしまっていたんだとこの絵を見てわかったから、これからは絶対にしないようにする。」
「もっと人にやさしくする。見て見ぬふりしない。」
「声のボリュームを下げる。」
「楽しくなると後で、「これやって嫌だったかな」と思うときがあるから、相手がそれをやって嫌だと感じるかを考えてやろうと思った。」

などなど、学校だけでなく、家での自分を振り返るきっかけにもなったようです。授業を通して、少しでも自分を見つめ直すきっかけになればいいと思います。これからも、たくさん悩んで考えて、自分の心を育てていきましょう。