学校生活の様子

言葉を超えて感動したこと!(感動)

公開日
2016/10/13
更新日
2016/10/13

その他

 先日、とても感動したことがあったので紹介致します。
 10月6日(木)、西郷村に於いて『福島県中学校駅伝競走大会』が開催されました。当日、本校の特設駅伝部の女子が出場することから、子どもたちの声援のために会場に自家用車で向かっていました。運転していた時間帯が子どもたちの登校時間帯と重なっており、白河市郊外にある小規模小学校(全校生50名位)の前を通過しました。その小学校の前に手押し式の信号機の横断歩道があり、8人位の子どもたちの集団(低学年から高学年まで)が歩行者側信号機青で横断しており、私の車を含めて8台位の車が道路側信号機赤で止まっていました。どこの小学校でも見られる集団登校の姿で、上級生のリーダーが横断歩道で立ち止まって下級生をリードしながら横断させていました。すると、横断し終えた子どもたちが、歩道で立ち止まって全員道路の方に体を向け横一列になりました。私は、道路側信号機が青になったため車を進行させたところ、横一列になった子どもたちが信号機で止まってくれた車一台一台に呼吸を合わせるように一緒になって深々とお辞儀をし、その後何度も繰り返しお辞儀をしました。歩行者は歩行者側信号機青で横断し車は道路側信号機赤で止まるのは当然のことですが、子どもたちが自分たちのために止まっていただいたことに感謝の気持ちを込めてお辞儀をする姿に、とても感動しました。
 後日、この感動を該当する小学校の校長先生に伝えたく電話をしたところ、学校で特に指導しているわけでなく、伝統的に子どもたちの間で代々受け継がれてきていることだということを聞いて、更に感動しました。言葉を超えて感動することはたくさんあるのだと思いました。