学校生活の様子

昭和42年卒業生より(創立50周年記念誌のクラブ活動史より)

公開日
2016/02/06
更新日
2016/02/06

その他

 本校の創立50周年記念式典が開催されたのは平成10年10月31日でした。当時発行された<創立50周年記念誌>の【クラブ活動史】に、卒業生の回顧文が掲載されれています。以下に紹介(一部抜粋)します。
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  怪我に泣いた県南予選

 中学校時代は体操に明け暮れ、3年の時には仲間にも恵まれて、上位をねらえるところにいた。しかし、県南予選の1ヶ月程前、私は鉄棒から落ちて腕を骨折してしまった。体育館に他校生が来ていたため調子に乗り、張りきりすぎたのが原因である。予選はギブスがとれず、出場できなかった。幸い仲間の頑張りにより優勝、予選は突破できた。しかし、キャプテンとして試合に出られなかったこと、優勝の感激を味わえなかったことが悔しくて、一人涙を流したことを覚えている。県大会まで一月足らず、ギブスをはずして2週間での出場、一中は団体優勝を勝ち取り、私も個人総合で2位となった。当時は東北大会や全国大会はなく、私の中学での体操はそこで終了した。以後10年にわたり競技生活を続けたが、大きな怪我はしなかった。中学時代、怪我に泣いたことが教訓になっていたのかもしれない。
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