学校司書から 今週のおすすめの本~NO.26~
- 公開日
- 2024/12/05
- 更新日
- 2024/12/05
お知らせ
『現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす』島村恭則/編(創元社)
民俗学、という言葉を聞いたことはありますか?民俗学とは、「人びと(民)について、〈俗〉の視点で研究する学問」です。たとえば、ふだん何気なく行っている「ルーティン(習慣)」、効果はさておきとりあえずやってみる「おまじない」などが〈俗〉です。
この本では、
「玄関の段差とトイレのスリッパは、なぜあるの?」「初夢は、どうして「二日」に見るの?」といった日常や四季の「なぜ」から、「タクシーに出る幽霊」「ネット怪談とネット美談」など、都市伝説の「なぜ」まで、民俗学者たちが見開き1ページでわかりやすく解説。
こういう意味があったのか!と納得したり、昔はそうだったの?と驚いたり。特に意識していなかった自分の習慣への考え方が変わるかも。周りの人と、「知ってた?」「どう思う?」と話してみてください。