学校生活の様子

勝手にビブリオバトルその23

公開日
2020/09/15
更新日
2020/09/15

行事風景

 教師になりたての頃、授業の中で「好きな戦国武将の通知票をつくる」という授業をしたことがあります。
 設定が、「好きな戦国武将」だったため、ほとんどがオール5となってしまい、うまく比較できず、参観に来た偉い先生から色々とだめ出しをされた経験があります。

 さて、今回紹介するのは、つい最近購入した 矢部健太郎監修:「日本史100人の履歴書」です。
 まず、表紙から‘家康の趣味はプロ級薬作り’など気になる見出しで立ち読みしてみると、卑弥呼から吉田茂まで、歴史の教科書に登場する人物が100人紹介されており、「彼らがもしも履歴書を書いたら」というコンセプトでまとめられています。
彼らの生い立ち、家族構成からプライベート、トラウマになった出来事、特技、得意技などが紹介されており、今まで授業で話してきた小ネタがより充実しそうな内容でした。歴史が嫌いでも読める本(?)ではないかと・・・。

 歴史上の人物の一言(「日本史100人の履歴書」より)
○卑弥呼「夫ももたず、国のために尽くしました。身近な男性と言えば弟だけなので・・・・男性に免疫がありません。」
○藤原道長「私の死後も、摂政・関白は、うちの子孫が継いでいたのに、あの‘豊臣’って成り上がり者は何なのかね?」
○徳川家康「私の手相は、知能線と感情線がつながっているんです。これって、天下取りの手相らしいですよ。現代だと王貞治さん、松本人志さんと同じらしいです・・・。」
○フランシスコ・ザビエル「教科書の肖像画に落書きするのはやめてくだい・・・。」

 読んでみたいという生徒は是非職員室まで!