学校生活の様子

勝手にビブリオバトル その16

公開日
2020/07/09
更新日
2020/07/09

行事風景

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 3年生の歴史の授業が終わり、休業による授業の遅れも取り戻せる見通しがたったことから今週は、DVDで「永遠の0」を鑑賞しました。
 何の知識ももたずに観る戦争映画と、ある程度歴史の知識を入れた後では全く見方が違ってきます。このことだけを考えても勉強する意義があると思います。

 今回紹介する作品は百田尚樹著「永遠の0」です。

 ゼロ戦乗りの仲間から「臆病者」「卑怯者」「海軍特別航空隊の恥」などと軽蔑されて“宮部久蔵”。しかし、「彼に生きることを教えてもらった」「腕利きのパイロットだった」という人物も…。戦時中「何としても生きることを諦めるな」「生きて戦地から戻る」という言葉はタブーとされていました。それでもなお、この時代に「生きることの大切さ」を訴え続けた彼は、勇気のある、家族思いの人物だったのです。そんな彼がなぜ特攻で命を散らしたのか…?
 終戦から75年を迎える今、改めて手に取りたい作品です。

 生徒の感想より
 「永遠の0」を観て、僕は戦争は絶対に起こしてはいけないと思いました。特攻のシーンで多くの人が亡くなり、その人の気持ちや残された家族の気持ちを考えるととても悲しくなりました。この戦争が起こった時代のことは、次の世代の人にも伝えていかなければならないと強く感じました。(Y.Kくん)
 私は、授業で歴史を学び、「永遠の0」を観て、絶対に戦争をしてはいけないと強く思いました。私たちは戦争へ行った人の思いは分かりませんが、誰もが生きて家族の元へ戻りたいと思っていたのではないかと思います。戦争へ行った人が今の平和な世界をつくったことは忘れないでいたいと思います。また、自分が得た戦争への思いを次の世代にも受け継ぎ、一人ひとりが戦争をやってはいけないという思いをもってほしいと思います。(R.Sさん)