「○○さん、大丈夫ですか?」
- 公開日
- 2012/10/30
- 更新日
- 2012/10/30
保健室から
本日5,6校時を使って、2学年の「救急蘇生法講習会」が体育館で行われています。
「○○さん、大丈夫ですか?」は、倒れている人に意識があるかどうかを最初に尋ねる言葉です。
その後近くにいる人を呼んで、「119番通報」してもらうこと、「AED」を持ってきてもらうこと、そしてその間人工マッサージと人工呼吸を続けることが今回の講習の狙いです。
生徒たちは、ダミー人形を使って上手に人工マッサージを行っていましたが、大きな声で人を呼ぶところでは少し課題が残りました。
会の冒頭、校医の相崎先生から「社会に役立つ人になってください。」とお話しいただきました。救急蘇生法を身に付けて人を助けることはもちろん、もっと大きな意味でも解釈できる含蓄に富んだお話でした。
平成23年3月11日の東日本大震災の時のことを考えると、「これは行政の仕事」「こんなことは中学生には無理。」などと言った線引き議論は意味のないことで、必要な時に、誰もが「救命」措置ができるようにしておくことが、ますます重要な時代となりました。