安全第一!恐怖を乗り越えて
- 公開日
- 2011/02/10
- 更新日
- 2011/02/10
教科情報
3年技術の授業では、金属加工(キーホルダーづくり)に取り組んでいます。
金属を切断し、削り、穴を開け、磨きあげキーホルダーの金具をつけて完成です。
この時間は、卓上ボール盤をつかって金属に穴を開ける作業です。
作業に入る前に基礎的・基本的内容をしっかり頭に入れ、作業上の注意については、
ゆっくり丁寧に説明を受け、
アンダーラインをしながら確認をし、
小黒板の写真で映像で意味を確認し
実際に真理先生(名人)の技を見学し、
更にミニティーチャー(得意な生徒)の作業を見学し、
ペアを組んで助け合い学び合いながら作業に入りました。
卓上ボール盤の操作にはどのような危険があるのか何度も聞いているので、恐怖感もありましたが、ペアどうし協力しながら作業をしたので、みんなとても上手に金属に穴を開けることができました。
待っている生徒は、徐々に細かいサンドペーパーを使いながら、自分の顔が写る位ピカピカになるまで磨きをかけておりました。
最後に、全ての技術を伝授された2人のミニティーチャーから研磨剤(ピカール)の使い方を教わり、最後の仕上げを行っていました。
精魂込めて丹念に磨き上げられたピカピカのキーホルダーは世界にたった一つしかない宝物になるに違いありません。
安全に十分配慮し作業に熟練していくことで、恐怖感が物作りの喜びに変わるのが感じられました。
文責 中村