卒業に向け「篆刻」始まる!
- 公開日
- 2010/12/01
- 更新日
- 2010/12/01
教科情報
学校では卒業文集の原稿作成が始まり、文集委員の生徒達が先生方の原稿を受け取りに職員室に出入りしています。また、本日から3年生では「願書指導」が本格化し、いよいよ卒業に向けて動き出しています。
3年生の「選択美術」では、卒業制作の「篆刻」に入りました。「篆刻」とは、中国の「漢」の時代から盛んになった「印章」を石材等を彫ることで、本来は秦の始皇帝が文字を統一して作った文字である「篆書体」の字を彫るところから「篆刻」と呼ぶようになったものです。
正四角柱の「高ろう石」を使い「印面」を彫り、「持つ部分」に彫刻を施すという作業です。
1 印面のアイディアスケッチをする。
2 「陰刻(白文)」か「陽刻(朱文)」かを決め、印面を彫る。
3 持つ部分のデザインを決め、彫る。
というのが、作業の工程です。金曜日の5時間目が「選択美術」の時間ですが、作業を進めるに際して、進捗状況をS・Tの菊田先生にみていただき、適切な指示を受けながら進めています。
3時間ほどでそれぞれ「印面」を彫り終えました。写真は木村さんの印面です。さすがに「美術」を選択するだけあって、古俣さん、西間木さん、長谷川君、熊田さん、仁井田
さん、人見さんの7名は見事な作品づくりに取り組んでいます。
卒業制作とはいえ、一生使えるものですので、できあがりが楽しみです。できあがったらまたお知らせしたいと思います。ちなみに私も、がんばって印面を彫っているところです。 文責:真船