子どもに愛が伝わっていますか?【その1】
- 公開日
- 2010/11/30
- 更新日
- 2010/11/30
PTA・地域
市P連研究大会の講演をいただいた講師市川誠子先生から熱いメッセージが伝わってきました。
市川先生は、福島中央児童相談所で子どもたちのSOSの電話や、困り果てた親さん達の声にひたすら耳を傾け相談に応じてこられました。
「もし、大切な我が子が『仲間はずれにされた、泣いてくる」という場面に遭遇した時、皆さんはどうしますか?」
との問いに、「おきまりの12の型」を資料で示してくださいました。
どれも、我が子を大切にすればするほど陥りやすい、子どもとのコミュニケーションをはばむ接し方のようです。(私もふと我に返って、身につまされる思いがいたしました。)
そこで最も大切なのは、子どもの心の声を聞き取り、親自身が子どもの心を映し出す『鏡』になってあげることだと教えていただきました。
子どもの心をしっかり受け止め共感してあげることができれば、子どもは自分の切なさが親の『心の鏡』に写ることで安心でき、やがて心のパワーが増し、確かな自立心が芽生えるのだと共感しながら理解することができました。
PTAの皆様も「おきまりの12の型」に、これまでの親としての姿がダブらないかを振り返ってみてはいかがでしょうか?
きっと大切な気付きが得られるかもしれません。
文責 中村