親子で話し合うケータイの使い方
ケータイの使い方について、じっくり親子で話し合うことができれば、
ネット社会を安全・安心して生きぬく第1歩を着実に踏み出すことができる上に、
もし何かあった場合にも、一人で抱え込まずに安心して相談する事ができるでしょう。
仮に今、ケイタイ中毒で、1日に3時間以上も携帯を握りしめている状態になっていたとしても、きっと抜け出し、大切な時間を自律的にタイムマネージメントすることができるようになるのではないでしょうか?
次のような観点でぜひじっくり語り合ってみてください。
↓
親子で話し合いたいケータイの使い方
□ 本当にケータイは必要なのか?
□ どんな目的で使いたいのか?(電話、メール、ネット)
□ 目的に応じた必要な機能はなにか?
□ 使える金額の上限はいくらにするか?
□ 夜は何時まで使いたいのか?(深夜はNG)
□ その他 リビングで使用する。
充電器をリビングに置く 等
最低限守るべきこと
□ 友達を傷つけるような使い方はしないこと
□ 自分の発信した内容について責任を持つこと
□ もしルール違反したら、親に預けること
□ 何か困ったことがあったら、抱え込まず親に相談すること
そして
□ フィルタリングを外さないこと
「せっかく高いケータイ買ったのに何にもできないからフィルタリング外して!」と言われても
(アダルト等の有害サイトの閲覧や著作権を侵害する違法ダウンロードさえしなければ、ゲームだって問題なくやることができます)
大切なことは、
○相手の気持ちを思いやり、心を伝えあう力をつけること
○家族や友達との信頼の絆を結び心の居場所を持つこと
○その子の良さが認められ、活躍する出番なあること
なんと、ケータイ中毒は、満たされない心の不安や愛情飢餓感が原因であることが多いようです。
温かな家族の愛情や信頼できる先生や友達の存在があれば、どんなトラブルに遭遇してもきっと間違いなく解決の光が見えてくるものと思います。
人の命の尊さや一人一人を大切にする心を、家庭、学校、地域、社会で育てていくことが必要とされているように思います。
これらのことについて、学年懇談会やPTA南ブロック研修会等の機会を利用して、互いに語り合ってみませんか?
参考になるコンテンツです。ぜひのぞいてみてください。
ネット社会の歩き方 http://www.cec.or.jp/net-walk/
ICTシミュレーター http://www.ict-media.net/kyouzai2.html
文責 中村