学校生活の様子

京セラ環境出前授業1

公開日
2017/01/16
更新日
2017/01/16

お知らせ

 1月12日(木)の3・4校時に、本校体育館で、5・6年生10名が、環境学習の一環として、京セラグループ環境出前授業を受けました。
 今回、教えてくださったのは、京セラ株式会社福島郡山工場の緑川さんと伊藤さんのお二人です。太陽電池や京セラオリジナル実験キット、おもちゃを教材として用いて、クイズなども盛り込みながら、子どもたちが楽しく学べる体験型の授業を行ってくださいました。
 はじめは電気について質問がありました。「家庭で電気を使っているものは?」「学校で電気を使っているものは?」といった質問で、子どもたちは、電気を使っているものについて考えました。その後、環境問題に目を向けるクイズがあり、「森で起こっていること」「地球で起こっていること」に目を向け、何が原因かを考えました。
 その後、太陽電池の歴史、原理、製造方法、効果について教えていただき、実際に使っている太陽電池モジュールに乗ってみました! おそるおそる乗っていた子どもたちでしたが、丈夫にできているのでびっくり! 担任や出前授業を見に来ていた先生方も太陽電池モジュールに乗って、丈夫なことに驚きました。
 出前授業の中で一番盛り上がったのはこの後です! まずは、太陽電池キットを用いて、モーターでプロペラを回したり、電子メロディーを鳴らしたり、電球を付けたりして、実験しました。いよいよ子どもたちが楽しみにしていた太陽電池を用いた「おもちゃ」遊びです。太陽電池を用いたおもちゃを動かしてみて、太陽電池の働きを学習しました。
 授業の最後には、クイズを行いました。なぜ太陽電池が必要かということを、海外の電気のないところに太陽電池を提供し電化する利用例の紹介などを通じて、世界中どこでも利用できる自然エネルギーということを学びました。
 授業を終えると、子どもたちから「電気の大切さを実感した」「電気や水を大切に使いたい」「地球のためにできることを考えていきたい」「太陽電池が地球上でもっと広がってほしい」などの感想が出されました。
 京セラオリジナルの豊富な教材をとおし、子どもたちは、太陽電池でつくった電気が「光」「音」「運動」に変えて利用できることを学ぶことができました。また、地球の環境問題を知ることで、これから電気や水を大切に使っていきたいという思いを子ども一人一人がもつことができました。