がんばった2学期の足跡〜海老根和紙漉き体験〜
- 公開日
- 2017/01/08
- 更新日
- 2017/01/08
お知らせ
6月のトロロアオイの種まきから、トロロアオイ周りの除草、10月のトロロアオイの収穫、11月の楮収穫と、子ども達は、海老根和紙漉き体験に向けて、様々な取組を行ってきました。
そして、11月24日(木)に5・6年生が、11月29日(火)に3・4年生が、そして11月30日(水)に1・2年生が、海老根和紙工房で、海老根和紙漉きを体験してきました。
毎年、寒くなる11月下旬から12月上旬に、子ども達全員が和紙漉きを体験します。6年生は、6回目の和紙漉き体験となりました。
総合的な学習の時間を使って行う和紙漉き体験活動。海老根和紙保存会から、3名の方が来て、子ども達に和紙漉きを教えてくださいました。今回教えてくださったのは、海老根和紙漉きの計画を立てて子ども達の和紙漉き体験の場をつくってくださった和紙保存会会長の宗像康さん、和紙の漉き方を一人一人に教えてくださった熊田七郎さん、子ども達の体験活動の補助をしてくださった熊田さち子さんの3名の方々です。
初めての1年生は、七郎さんに丁寧に教えていただいたり、友達の応援を受けたりしながら、和紙を漉くことができました。2年生以上の子ども達も、昨年教えていただいたことを思い出しながら、和紙を漉くときのポイントを声に出しながら和紙漉きを行いました。5・6年生は、さすがに経験を多く積んできただけあって、上手に和紙を漉くことができました。
そして、子ども達の漉いた和紙が、12月中旬に学校に届きました。
できあがった和紙は1枚1枚、それぞれに違いがあり、自分だけの特別な1枚です。6年の子ども達は、完成した自分の和紙を丁寧に扱い、記念写真を撮りました。「こっちの和紙の方がよくできている」「折らないように」などと言いながら、2枚の和紙を丁寧に扱っていました。自分の漉いた和紙が卒業証書になるのを楽しみにしているのが、子ども達の様子から伝わってきました。
今回の和紙は、1枚1枚清書していただき、世界に1枚だけの特別な卒業証書になります。
○海老根和紙漉き体験の様子1
○海老根和紙漉き体験の様子2
○海老根和紙漉き体験の様子3