12月10日の給食
- 公開日
- 2024/12/10
- 更新日
- 2024/12/10
職員室
今日の豚肉・ねぎ・白菜は福島県産。糸こんにゃく、焼き豆腐は郡山産です。
千草漬けには冬の漬物の代表「たくあん漬け」が使われています。
大根を干して水分を抜き、塩とぬかを使って漬けたものが「たくあん漬け」です。
かりかりした歯ごたえと黄色い色が特徴で、昔から「香の物(こうのもの:漬物のこと)の第一」と言われています。
たくさんの大根をひもなどでくくり寒風にさらして干す風景は、日本の冬の風物詩となっています。
たくあんの黄色い色や独特の匂いは、大根の辛み成分が発酵することによって生まれます。
大根の辛みが強いほど色鮮やかな色になり、匂いも強くなります。ですが、たくあんの色は保存しているうちに抜けやすいので、現在はウコンやクチナシなども使用して色がつけられています。
最近は昔ほど食べられなくなっている「たくあん漬け」です。
しかし、今日のようなあえ物や、キムチと炒め合わせてごはんにまぜる「キムタクチャーハン」、こまかくきざんでマヨネーズとまぜたタルタルソースなど、色々な使い方があります。
ある児童は「きょうのやさいはレモンあじがするなあ」と言いながら、たくあん漬けの部分をわざわざ取り出し、カリカリと楽し気に食べていました。(今日の千草漬けは塩昆布とレモン汁だけで味つけしています)
今日は全体に残食量も少なかったので、案外と児童の好きな味や歯ごたえなのかもしれません。