7月5日の給食
- 公開日
- 2023/07/05
- 更新日
- 2023/07/05
職員室
今日の給食は奈良市郷土料理献立「ごはん・牛乳・鶏肉の照り焼き・七色お和(あ)え・にゅうめん・わかめふりかけ」です。
「采女伝説」でつながる郡山市の姉妹都市「奈良市」にちなんだ料理です。
姉妹都市提携が行われたのが8月5日のため、給食では一ヶ月早くお祝いの献立を出しています。
にゅうめんに使ったそうめんは、給食でめんを納入してくださっている業者さんが製造したものです。
今日のさやいんげん、なす、かぼちゃ、たまねぎ、ねぎは郡山市産です。郡山市の食材で奈良市の料理という、友好にふさわしい内容になりました。
「七色お和え(なないろおあえ)」は、奈良県の郷土料理の一つです。
奈良ではあえものを「お和え(おあえ)」と呼びます。
具を七種類使った「七色お和え」は、真言宗の盆のお供えに使われるお祝いのおかずです。
家庭でふだんから食べられている料理でもあり、「ななあえ」などとも呼ばれます。
具は家庭や季節で違いがありますが、「なす・かぼちゃ・ごぼう・にんじん・さやいんげん・ずいき(干した里芋の茎)・みょうが」などを使います。
すりごまとみそを使い、甘めの味に仕上げるのが特徴です。
今回はずいきの代わりに食感が似た「かんぴょう」を使用し、みょうがではなく大根を使用しています。秋にはきのこ類や里芋などを使うこともあるそうです。
たくさんの材料を特徴にあわせて下ごしらえし、あえるという、手のかかった料理です。
汁のだしはこんぶとかつおぶしを両方使って強めにとったので、廊下までだしのいい匂いが感じられます。
さりげない手間を感じてもらえたのか、今日の残食はとても少なめでした。