4年生 無事サナギになりました
- 公開日
- 2020/06/08
- 更新日
- 2020/06/08
4年生
「サナギになっちゃった。」
無事にサナギになれたのは、嬉しいはずなのに、なぜか寂しそうな子どもたち。
それは、サナギが動かないからです。
そこで、サナギにそっと触って、サナギの反応を見ました。
サナギは、ぴくっとおしりを振るように動きました。
「あっ、動いた。生きてる!」
子どもたちの目が輝きました。
静止しているサナギを、「もの」のように見ていた子どもたちが、「命」を感じることができたからです。
驚いた子どもたちは、もう一度動くサナギを見たくて触ろうとしました。
担任が、「本当はサナギを触るのは、いいことではないんだよ。サナギにとっては、ストレスでしかないんだよ」と話すと、子どもたちは、そっと指をとめました。
虫かごを閉じ、羽化する瞬間まで、大事に見守ります。