学校生活の様子

10月25日の給食

公開日
2024/10/25
更新日
2024/10/25

職員室

今日の給食は教科書のおはなしこんだて(3年国語:すがたをかえる大豆)「麦ごはん・牛乳・納豆・枝豆入りサラダ・打ち豆汁・炒りみそ豆」です。

3年生が現在学習している、またこれから国語で学習する説明文「すがたをかえる大豆」にちなんだ献立です。

説明文「すがたをかえる大豆」は、大豆を主題にした加工の工夫や食べ方の工夫を述べた文章です。「炒り豆・煮豆・きなこ・とうふ・なっとう・みそ・しょうゆ・枝豆・もやし」が、代表として挙げられています。


今回の給食では煮豆ときなこを除いたすべてを出しました。もやしも、いつもの緑豆もやしとは違い、大豆もやしです。

ゆで大豆を「煮豆」と解釈すれば、きなこ以外全部ということになります。

きなこの代わりは「打ち豆」です。ちなみに打ち豆は水でやわらかくした大豆をつぶし、乾燥させた食べ物です。

打ち豆は根菜類よりも早く煮え、ナッツのような風味がある、時短でおいしく経済的な伝統食材です。


「すがたをかえる大豆」の説明文を書かれたのは大豆博士と名高い国分牧衛先生です。段階を踏んで大豆が「すがたをかえる」様子や、様々な加工をして大豆を食べようとしてきた人々の工夫、それに対する国分先生の考えが、短い文章で過不足なく表現されています。

なんと、「すがたをかえる大豆」は、平成17年度から20年近く使われている説明文です。

児童が給食や食べ物に深い興味を抱いてくれる単元なので、私たち給食関係者も毎年楽しみにしています。


作業打ち合わせをした時の「豆ですね…」「大豆づくしだ…」という調理員さん達のつぶやきが印象的でした。

豆が苦手な児童のいるクラスでは「明日の給食(25日)は豆がたっぷりだから、食べると筋肉がついてマッチョになれるよ」という励ましの言葉もあったそうです。(そのクラスの豆の残食はありませんでした)

当の3年生では「今、勉強しているやつだ!」「なっとうには、からしをたくさん入れるのがすき!」「なっとうのパックにごはんを入れるのがいいんだ」「みそ豆おいしい」など、楽しく食べている声が聞こえ、残食も少なめでした。


「すがたをかえる大豆」は、給食でも大活躍しています。ぜひ献立表からも見つけてみてください。

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