7月9日の給食
- 公開日
- 2024/07/09
- 更新日
- 2024/07/09
職員室
今日の給食は「ごはん・牛乳・鶏と野菜のてんぷら・ゴーヤーの炒め物・沖縄風みそ汁・菜の花ふりかけ」です。
今日の豆腐・みそは郡山市産。ゴーヤー・たまねぎ・豚肉は福島県産です。
暑さが厳しくなってきたため、暑い地域の知恵を活用する「沖縄献立」です。
沖縄で愛されているぽってりした衣のてんぷらに、具だくさんの沖縄風みそ汁、沖縄の伝統野菜ゴーヤーの炒め物という組み合わせです。
ゴーヤーは苦手にしている児童が多いのですが、「一年に一回の大人の味を食べられてすごいね!」とほめるとがんばって食べてくれていました。
今日一番残食がなかったのは低学年クラスです。でも、中・高学年もわりと検討していました。
苦手でもちょっとなめてみる、かんでみるというチャレンジをしてくれた児童も多かったようです。
沖縄の伝統料理には「食べ物は命を養う薬(ヌチグスイ)である」という考えがあります。
薄味でかつおぶしやこんぶ、豚肉、豆腐をたくさん使い、いろいろな野菜を食べるのが、沖縄料理の特徴です。
ゴーヤー(苦瓜)、シブイ(冬瓜)、フーチバー(ヨモギ)、ナーベラー(ヘチマ)、紫いも、もずく、海ぶどうなど、独特な食材は有名ですね。
沖縄料理には生や冷たくして食べる料理は少なく、炒め物や煮物など、しっかり火を通した料理が中心です。
ゴーヤーなど苦みのある野菜は、うまみのある豚肉や卵、豆腐などと調理する。また、苦みそのものも料理を引き立てる味わいの一つとして活用する。
定食には必ず、肉や野菜を入れた具だくさんのみそ汁を付け、しかもその量が多いことなど、沖縄料理には色々なところに食べ物と健康のつながりを重視する考えが表れています。
沖縄料理の知恵を、わたしたちも活用していきたいですね。