図書室より 3
- 公開日
- 2020/05/18
- 更新日
- 2020/05/18
ちょっと一コマ
分散登校が開始され、図書の貸し出しも始まりました。子どもたちは喜んで本を借りていました。ゆっくりと本を読めるこの時期、読書の時間を楽しんでもらいたいと思います。
ところで、前回の続きです。
前に紹介した「ブンゴウサーチfor kids」に載っているタイトルの中には、
タイトルのとなりに、○(まる)にCが付いているタイトルがあります。
このマークは「コピーライト」と言って、著作権があることを示しています。
本にも「奥付」にきちんと明記されていますね。
著作権というのは、作者の権利を守るもので、人の作品を勝手にコピーして配ったり売ったりすることは法律で禁止されています。
もちろん許可なくインターネットで公開するのもだめです。
「ブンゴウサーチfor kids」は「青空文庫」から、児童向けに物語を集めたサイトです。
そして「青空文庫」は
1 著作権を保護する期間(作者の死後70年)が過ぎた物語
2 著作権をもっている人から「載せていいですよ」と許可をもらった物語
を集めています。
つまりコピーライトが付いている物語は、2にあたります。
扱いには注意が必要です。
(外国の物語の場合、訳文のほうに著作権が残っている場合があります。)
休校中インターネットに触れる機会も多いと思います。
著作権のこと、お家の人とお話ししてみてはいかがでしょうか。
青空文庫早わかり
https://www.aozora.gr.jp/guide/aozora_bunko_hayawakari.html
みんなのための著作権教室
http://kids.cric.or.jp/