今日の給食 3/7
- 公開日
- 2018/03/08
- 更新日
- 2018/03/08
行事風景
今日の献立は、麦ごはん 牛乳 じゃがいものそぼろ煮 大豆と小魚の佃煮 塩昆布のあえものです
今日は「佃煮」についてお話します。
佃煮は、砂糖としょうゆで甘辛く煮つけた日本の食べものです。江戸時代、徳川家康は、現在の大阪市である摂津国の佃村の腕の立つ漁師を江戸に呼び寄せるように言い、隅田川河口の干潟を埋め立てて住まわせました。佃島の漁師は、天気が悪い時の食料や、漁に出る時に船の中で食べる、小魚や貝類を醤油で煮詰めたものを保存食としていました。これを大量に作って多く売り出すようになると、保存性が高く、価格もやすかったので江戸庶民に広まっていったそうです。また、参勤交代の武士が土産として各地に持ち帰ったので全国に広まったそうです。