学校生活の様子

6年生 国語 『柿山伏』

公開日
2017/12/22
更新日
2017/12/22

行事風景

 椅子の上で? 国語の教科書? この子たちは何をしているの? 
 国語科『狂言:柿山伏』の音読発表会。空腹のあまり柿を盗んだ山伏を、柿の木の持ち主である柿主がこらしめる場面です。柿主は山伏が、木の上で隠れていることを知っています。そのうえで、「あれはカラスだ」「やっぱり猿だ」「いやいやトビだ」とからかい、山伏はその動物のまねをする・・・。
 初めて『狂言』を知った子どもたち。「ちょっとつまんない」というのが正直な感想だったようです。いくら「狂言は昔のお笑いだよ」と説明したも、そこは室町時代から続く伝統芸能です。言葉も難しいしテンポも遅い。「いったいどこがおもしろいのかなあ」から始まった学びでした。しかし、場面の様子を読み取ったり、柿主や山伏の人柄を考えたりするなかで、子どもたちは「柿主や山伏の人柄は、自分にも共通することがあるいかも」「演じてみたら意外とおもしろいんじゃないかな」という考えに変わってきました。
 そして、音読発表会。「主演シテ賞」と「助演アド賞」もある本格的な発表会です。(シテとアドというのは、狂言の主役と相手役のことです) 子どもたちはノリノリ。練習から、かなりの本気モードです。どの子も役になりきって音読をしました。見ている子どもたちも笑いっぱなし。室町時代のお笑いを平成の子どもたちが体験し、室町時代の人々と同じように笑っていました。主演シテ賞と助演アド賞は、クラスで話し合って決定!!候補に挙がったけれど惜しくも賞を逃した子どもは本気で悔しがっていましたよ。
 学習の振り返り・・・。子どもたちの学習日記からの抜粋です。
○最初はあんまりおもしろいとは思わなかったけれど、狂言を学んでいくと、その独特な表現がおもしろいんだなあということが分かりました。
○野村萬斎さんの狂言が見たくなりました。日本人は、昔から《M−1グランプリ》みたいなことをしていたんだなあと感心しました。
○最初は「昔の人は、なんでこんなつまんないことで笑っていたのかあ」と思っていたけれど、勉強していくと「今でいう漫才じゃないか」と思うようになりました。確かにおもしろかったです。