「みんなで取り組もう!ユニバーサルデザイン」出前授業 1
- 公開日
- 2018/10/09
- 更新日
- 2018/10/09
4年生
4年生では、国語の学習で資料「手と心で読む」を読み、「だれもがよりよく関わり合うための工夫」について調べて発表し合うという学習を行いました。資料文では、目が不自由になった筆者が“点字”によって他の人や本と関わりあい、豊かに生活できるようになったことが書いてありました。子ども達はそこから、様々な立場の人達が互いに理解しあい、同じ社会の一員として関わり合いながら生活することの大切さを学び、そのための身の回りの工夫について意欲的に調べて発表しました。
そして、今度は、その学びをさらに広げたり深めたりして自分たちの未来につないでいくことができるよう、総合的な学習の時間「くらし調査隊」の中で、「(2) やさしい町づくり」の学習を進めています。今日はその一環として、市役所の市民・NPO活動推進課から4名の職員の方にお越しいただき、市政きらめき出前講座「みんなで取り組もう!ユニバーサルデザイン」を実施しました。
初めに「ユニバーサルデザイン」についての講義を聞き、郡山市のユニバーサルデザインの実際についてDVDを視聴しました。そしてそのあとグループに分かれ、「1.高齢者・色弱体験」「2.視覚障がい体験」「3.車いす体験」という3つの活動を順番に体験しました。
「1.高齢者・色弱体験」
視界がぼやけるめがねをかけ、手首にはおもりをつけ、軍手を二重にはめて、高齢者の疑似体験をしました。箸やスプーンは持ちにくかったですが、ユニバーサルデザインの箸やスプーンは落とさないで持つことができました。はさみやホチキスも軽い力で使うことができ、子ども達は、ユニバーサルデザインの使いやすさを実感していました。
また、色弱体験用メガネをつけると、いつもと違う色に見えることや、黄色が一番はっきりわかることを知りました。