戦争の話を聞いて、平和について考えました。(3年生)
- 公開日
- 2025/09/24
- 更新日
- 2025/09/24
3年生
今日は、3校時目に公民館へ移動し、語り部の品竹先生から戦争のお話を聞きました。
戦後80年たった今、戦争がどういうものか、子どもたちにとってなかなか理解しにくいと思います。
品竹先生は、軽妙な語り口で、まずは郡山市と戦争について話してくださいました。
新潟県に落とす予定だった原子爆弾の効果を調べるために郡山市に落とされた「模擬原爆」、小学校の校庭に並べられた犠牲者の亡骸…。
子どもたちにとって、衝撃的な内容だったことと思います。でも、戦争は他人事ではないということに気付いたのではないでしょうか。
お話を聞く中で、当時の小学生が必ず教えられていたという「爆弾が近くに落ちた時のポーズ」もやってみました。親指で耳をふさぎ、残りの指で目を押さえ、口は大きく開く…。みんな上手にできました。
次に聞いたのは「白いワンピース」のお話です。
年頃の娘さんが、郡山駅を通過する汽車に乗っている大好きな軍人さんに見せようと、おしゃれして駅へ向かい、爆撃の犠牲になります。
戦争中はおしゃれをする自由すらない、一瞬にして幸せが壊されてしまう…ということを知りました。
国語の「ちいちゃんのかげおくり」の学習にも、今日学んだことが生かされることと思います。
会の最後には、「明るい気持ちで終われるように」という品竹先生のご厚意で、楽しく手遊びをしました。
短い時間でしたが、心に残るひと時となりました。