11月17日(水)今日の給食
- 公開日
- 2021/11/17
- 更新日
- 2021/11/17
給食室
今日の給食は,すき焼き煮,わかめと野菜のあえもの,大豆と小魚の佃煮,あさか舞,牛乳です。
すき焼き煮は,豚肉,焼き豆腐,ニンジン,白菜,ネギ,えのきだけ,インゲン,コンニャクなど,たくさんの具材から出る旨味がたっぷりです。
わかめと野菜のあえものは,わかめ,ニンジン,キャベツのおひたしに自家製ドレッシングをかけていただきます。さっぱりとした味が美味しく感じます。
大豆と小魚の佃煮は,大豆を30分間,小魚を15分間揚げてから味付けするという,とても手の込んだものです。大豆も小魚もパリッとした食感が楽しめます。
佃煮は、昆布や小魚などを砂糖やしょうゆで甘辛く煮詰めた料理です。和食の小鉢やお弁当に入っていることも多く普段何気なく食べている佃煮ですが、似たような料理に「しぐれ煮」と「甘露煮」というものがあります。
気になったので少し調べてみました。「しぐれ煮」は、たっぷりのしょうゆと千切りの生姜を加えて作る独特の味わいが特徴です。「しぐれ煮」は、三重県桑名地方でつくられる「ハマグリのしぐれ煮」のことでしたが。どうやら佃煮は関東で、しぐれ煮は関西で主に使われているようです。
「甘露煮」の語源は、中国の古い伝説では、天から降る甘い不老不死の霊薬「甘露」があり、インドには飢えを満たして渇きを癒し、長寿をもたらして死者をも蘇らせるという蜜のような「甘い霊薬」の伝説があります。この2つが合わさり、日本に伝わったものが甘露煮の語源です。
そのため、甘露煮は水飴や多めの砂糖を使い、蜜のように艶やかな見た目に仕上げていることが特徴です。味としては佃煮よりも甘く仕上げてあるものが多いでしょう。まるで、寿命が延びる甘い蜜のような美味しい料理だということを意味しています