今日の給食は，ソースチキンカツ丼，南蛮汁，福島県産りんごゼリー，牛乳です。
　ソースチキンカツ丼は，ご飯の上に千切りにしたキャベツとニンジンを敷き詰め，その上にチキンカツをのせ特製ソースをかけたものです。
　南蛮汁は，生揚げ，鶏肉，ネギ，大根，ニンジン，ゴボウを味噌味で仕上げています。体によい根菜の旨味を強く感じる南蛮汁です。
　デザートは福島県産りんごゼリーです。甘味と酸味のバランスがよく，さっぱりとした味は食後にぴったりです。
　現在ではメジャーとなったソースカツ丼ですが，以前は限られた地域で食べられていたご当地Ｂ級グルメでした。その中でも元祖をいつも争うのが，福井県と会津若松市と群馬県の桐生市の三つです。福井県のソースカツ丼は，薄くスライスしたロース肉やモモ肉を目の細かなパン粉をまぶしてラード・ヘッドで揚げたカツが特徴です。会津名物のソースカツ丼は、千切りキャベツが目印で昭和初期に誕生したといわれています。多くの店で使われているのは、大ぶりのロースカツです。群馬県の桐生もソースカツ丼で有名な土地です。別名、上州カツ丼とも呼ばれているこちらは、肉の部位は店によってさまざまです。会津のようにキャベツを敷く習慣はなく、ご飯にソースの絡んだカツをのせたシンプルな形が特徴です。