学校生活の様子

鳥取市小学生交流会記念文集が完成

公開日
2016/01/18
更新日
2016/01/18

行事風景

 安積開拓が縁となり、郡山市と鳥取市が姉妹都市を締結したのが平成
17年です。
 今年は、ちょうどそれから10年目にあたります。

 市教育長を団長として28名の市内の子ども達が、交流のため鳥取市に行きました。
 本校からは、6年生の田辺谷さんが参加し、交流を深めてきました。

 今回記念文集が完成し、送付されてきましたので、文集に掲載されています田辺谷さんの作品の抜粋を紹介します。

 「夏休み、鳥取に行ってみない」 担任の先生のこの一言から、私の小学校生活最後の夏休みは、心に深く刻まれた忘れられない最高の宝物となりました。
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 一番印象に残っている活動は「思い出発表会」です。私の班は、宇倍神社のことを小道具を作り、劇で発表することとなりました。鳥取の友達と笑いながらお札の絵を描いたり、本番では緊張しながらも楽しく発表したり、達成感を味わうことができました。一緒にいろいろなことを体験すれば、住んでいるところは違っても、心を通い合わせることができるんだと思いました。
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 最後の日、別れの寂しさが胸に押し寄せ、涙でいっぱいになりました。遠く離れた鳥取に大切な友達ができました。離れていても心は近くに、きっとまた、どこかで会える、それが郡山と鳥取の深い絆と信じて…。
 今回の交流を通して、私自身の中で大きく変化したことがあります。それは、「自分への自信」です。今までやりたいことがあっても人に譲ることが多く、消極的だった私が、自分から進んで話しかけたり、名刺交換をしたりできたことがきっかけです。同じ学校の友達がいない環境が、私に勇気をくれたのかもしれません。
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