今日の給食。学校給食では、初物のミカンが
- 公開日
- 2015/10/26
- 更新日
- 2015/10/26
行事風景
「初物(はつもの)を食べる時には3回わらってから食べるんだよ」と、おウチの人に教わったお友だちはいませんか?
「初物」というのは、その年初めてとれた旬(しゅん)の食べもののことです。
日本ではむかしから、初物をわらって食べると福(ふく。しあわせのこと。)がまいこむと言い伝えられてきました。
今の日本は食べものがたくさんあるけれども、むかしの日本人はいつでもおなかいっぱいに食べられるわけではありませんでした。
飢饉(ききん)の年には、食べものがないためにたくさんの人がなくなることもありました。
だから、秋に農産物が収獲(しゅうかく)でいるということはとってもうれしいことでした。きっと、むかしの人々は、初物を大事にいただくことによって、感謝(かんしゃ)の気持ちをあらわしていたのでしょう・・・