４月初めに話をするわけでしたが、出張のため心の花の話が今日となりました。

　子ども達には、以下のような話をしました。

　本が好きな子は聞くと、ああ、あの本だとすぐわかると思います。

　ちいさなももちゃんなど、ももちゃんシリーズや、皆さんが小さい時に家の方に読んでもらった「いないいないばあ」などを書いた　松谷みよこさんの絵本「わたしのいもうと」の最後のページには、いもうとさんの　このような言葉が述べられています。

　「わたしをいじめた人たちは、もう私を忘れてしまったでしょうね。　本当は、私は、みんなと遊びたかったのに。勉強をしたかったのに。」

　たった一言の言葉に傷ついたり、お友達がどう思っているのかびくびくしたり

　いじわるをした人は、「いたずらよ」と言い訳をしたり、ひどい時には、そのことさえも忘れてしまったりすることがあります。
　でも、いじわるされた人は、しっかりと覚えています。


　最近、元気のないお友達は、みなさんのまわりにいませんか。何か悩んでいるような友達はいませんか。
　その友達は、早く私のことに気づいてほしいと願っているかもしれません。

　自分やお友達が悲しい思いをしないようにするためにはどうしたらよいか、一人ひとり考えてほしいと思います。