6/17 4年『見学学習』
- 公開日
- 2021/06/20
- 更新日
- 2021/06/20
4年生
6月17日(木)に、宝来屋とふれあい科学館に見学学習に行きました。まず宝来屋では、工場内に入る前に、頭にかぶるカバーと白衣、足カバーを身につけ、製品の中に髪の毛や土などが入らないようにしました。子ども達は、みんなの口に入るものなので、細心の注意をして作っていることに驚いていました。工場内に入り、味噌がどのように作られていくのか、各クラスに分かれて案内していただきました。3年生の国語科や理科で学習した固い大豆が蒸されて柔らかくなり、それが何千万円もする機械の中に入り潰され、そこに塩やこうじ菌などを混ぜ醗酵・熟成させ、おいしい味噌ができあがるまでの工程を従業員の方々から詳しく教えていただきました。子ども達は、味噌ができあがるまでの大変さや味噌の栄養などについて、実感することができました。やはり、『百聞は一見に如かず』ということわざの通り、教室を離れ、実際に目で観て、耳で聴いて、鼻でほかほかの味噌のにおいを嗅いで、手でできあがり途中の味噌を触ってという体験が大切であると、再確認できました。その後、ふれあい科学館に着くまでの間、バスの中で、今見たり聞いたりしてきたことを、探検ボードを取り出してメモを取る姿が見られました。子ども達の少しでも知りたいとういう「知識欲」に感心させられ、さすが4年生になると違うなと思いました。(工場内には、異物混入の恐れがあるので、探検バックや鉛筆などを持ち込むことができませんでした。)
次に、ふれあい科学館では、お家の人が朝早くから作ってくれた「お弁当」を食べたり、21階の「展示ゾーン」では、ムーンジャンプやトリプルスピンという乗り物に乗ったり、おもしろい科学実験をしたりして、楽しく活動することができました。その際、班ごとにきまりを守って仲良く行動したり、乗り物の順番をきちんと守ったりできて、素晴らしい子ども達でした。また、22階の「展望ロビー」では、郡山市内が一望でき、そこから見える東西南北にある建物や田んぼ、畑などの土地の利用に仕方について、いっぱいメモを取ることができました。中には、「朝小があんな遠くに見える〜!」と感動しているお子さんもいました。
最後に、全員で23階の「宇宙劇場」に上り、プラネタリウムを見ました。最初、郡山市の大パノラマ映像を見せていただき、子ども達からは、「わーすごい!何だか空を飛んでいるみたいだなあ!」という声があちらこちらから聞こえてきました。それから、太陽や月の動きやいろいろな星座、「夏の大三角形(ベガ、アルタイル、デネブ)」等々について見せていただきました。子ども達から、「とっても星がきれい!」「私の星座があった!」などの歓声が聞かれました。普通では見られない貴重な体験ができてよかったと思います。子ども達が、少しでも天体に興味を持ってもらえればうれしいです。
本日の「見学学習」は、バスの座席を間隔をあけて座ったり、弁当を食べる際など同じ向きで間隔をあけて食べたりして、できる限りのコロナウイルス感染防止に努めながら実施できたこと、担任一同うれしく思います。保護者の皆様のご理解・ご協力に感謝いたします。ありがとうございました。今回の見学学習での出来事を、ご家庭でも話していただけると幸いです。よろしくお願いいたします。