3.11集会を行いました
- 公開日
- 2017/03/16
- 更新日
- 2017/03/16
学校全体
東日本大震災から6年。
3月10日(金)に朝日が丘小学校全校で、3.11集会を行いました。
5校時に各クラスで、命の大切さや自然の驚異、人と人とのつながりの素晴らしさなどについての道徳の学習をしたあと、全校生が体育館に集合して集会が始まりました。
校長先生のお話のあと、浪江町立請戸小学校物語をパワーポイントで大きな画面に映し出し、効果音やBGMを入れて演劇紙芝居風に教師5人で演じました。
この物語は、東京のNPO団塊のノーブレスオブリージュのみなさんが作成した物語で、津波がおし寄せる中全校児童約100人と先生方全員が大平山を目指して避難を続け、大変な思いをしながら全員助かったという事実にもとづいて作られた絵本です。
災害のおそろしさを感じながら、命を守ることの大切さや日ごろの備えについても考えさせられるお話でした。
その後、全校生で「群青」を合唱しました。低学年には難しい歌ですが、何度も練習をしてみんなが思いをこめて歌うことができました。この歌は、福島県第一原子力発電所から半径20キロ圏内にある相馬市立小高区にある中学校の生徒と先生が、全住民避難という現実や津波の犠牲になったり離れ離れになったりという困難を乗りこえ、友達を思いながら作り上げた曲です。「この歌を歌うと涙が出るね」という声も多く聞こえてきていました。そして、2時46分みんなで黙とうをささげました。
この集会を通して、命の大切さと何気ない毎日のくり返しがあることこそ、幸せであるということを再確認することができました。