3年 道徳「絵葉書と切手」
- 公開日
- 2025/03/10
- 更新日
- 2025/03/10
3年生
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資料「絵葉書と切手」。引っ越しをしてしまった親友の正子さんから手紙が来た。引っ越し先の素晴らしい景色の絵葉書だった。正子さんの気持ちが嬉しい。でも、その絵葉書は「料金不足」であった。母親は「せっかく送ってくれたのだから、お礼だけ書いたら。」兄は「いや、同じ間違いをする。料金不足であったことを伝えなければいけない。」手紙をもらったひろ子はどうしたらいいのか?保護者の皆様も、「勉強したことがある!」という方が多いのではないかと思われる、定番の資料です。ここでは「友情・信頼」の価値について考えます。
子どもたちは「間違いは間違いと教えてあげなければいけない。」「でも、実際自分だったら言えるだろうか?言った後の友達関係が続けられるのだろうか?」など葛藤しながら友達と意見交流をしました。(帽子の色が違うのが、異なる考え。同じ色が、自分と同じ考え。)友情、信頼を考えるのであれば、「間違いを教えてあげるのが友情だ!」「正子さんなら分かってくれる!」なのですが、実際の人間関係に置き換えると、「なかなかはっきり言えないな~。」「はっきりと言う自信がないな~」という子も目立ちました。学習のまとめとして、正子さんへのお礼の手紙を書きました。(ひろ子さんの代わりに)直接「料金が足りなかった!」と書くのではなく、やんわりとさりげなく教えてあげる、という子が多かったのが印象的でした。