今回見ることが多かったお花を紹介します。黄色の花が有名なニッコウキスゲです。ひとつの花は朝咲いて、夕方にはしぼみます。１日限りのお花です。１日を精一杯咲いて、きれいな姿を見せていました。そして次の日には新たな花を咲かせる準備をしていました。
　白く大きな花はコバイケイソウで腰の高さくらい大きい花です。白く小さな花はワタスゲで、文字通りふわふわした綿毛があります。雨に濡れていましたが、天気が良くなってふわふわになるといいですね。
　紫の花がカキツバタです。アヤメ科のお花です。
　ミズバショウの葉が大きくなっていました。お花は有名ですが、葉はじっくりみることがないかもしれません。ミズバショウはサトイモ科だけあって里芋の葉に似ています。また、バナナの葉にも似ているそうです。花が咲いている頃は葉は小さく目立ちませんが、花が終わると葉がどんどん大きくなり、このように育ちます。来年のために葉で日光をたくさん浴びて成長し、またきれいな花を咲かせるのでしょう。ミズバショウの名前の由来はこの葉の形がバショウという草の形に似ているところからきています。花より葉なのですね。