学校生活の様子

3年生がだんごさしを行いました

公開日
2020/01/14
更新日
2020/01/14

桑野小の今

 だんごさしは、小正月(1月15日)の古よりの風習で、多くの各家庭で今でも伝え行われている正月行事の1つです。「みず木(団子の木)」の枝先の新芽を欠いて、そこに上新粉で練って丸めただんごを刺し、もち米のくだけ米の粉で出来た鶴亀・宝船・鯛や、米俵、恵比寿様、千両箱・大判小判などを飾り付け、家の大黒柱に飾り付け、豊作や家内安全、一家繁栄、無病息災を祈る行事です。冬の花が少ない季節に、家の中に満開に花が咲いたように華やかになります。
 今日は3年生が講師に菓子処あんの安藤邦保・元美様をお迎えし、粉をこねるところから教えていただいて団子を作り、飾るまでの工程を教えていただきました。粉に食用色素を入れた水を入れてこねると、青や黄色や黄緑、紅色の鮮やかな団子生地ができあがります。生地を小さく丸めて団子状にして、熱湯に入れて茹でたあと水にさらして団子ができあがります。できた団子と用意していただいた鯛、米俵、恵比寿様、大判小判などの「ふなせんべい」を枝に刺したり下げたりしてできあがりです。飾り以外の団子にはきなこをまぶしてみんなで食べました。とてもおいしかったです。家内安全、無病息災、学業成就しますように。