ゲーム障害が依存症として認定される
- 公開日
- 2019/05/27
- 更新日
- 2019/05/27
桑野小の今
世界保健機関(WHO)総会は25日、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定しました。アルコールやギャンブルなどの依存症と並んで治療が必要な疾病となります。
日本では、厚労省の推計によると、病的なインターネット依存の疑いがある中高生は2017年度に全国で93万人いるとされ、5年前の前回調査からほぼ倍増しました。利用しているのはオンラインゲームや動画サイトなどが多いとのことですが、ゲーム障害にはネットに接続していないテレビゲーム等への依存も含まれ、実態は十分に分かっていません。
スマートフォンや携帯型ゲームなどの普及に伴いゲーム依存が広がり、子どもたちでも睡眠障害の例が報告され、授業を受けるのに支障が出るなど問題化しています。ゲームを買い与え使わせるときは親子でルールを決め、親が子どもにしっかり係わり、子ども任せにしないことが重要です。