大津市いじめ問題で大津地裁が判決を
- 公開日
- 2019/02/27
- 更新日
- 2019/02/27
桑野小の今
大津市で2011年、中学2年の男子生徒が自殺したのは元同級生によるいじめが原因として、遺族が元同級生3人と保護者に損害賠償を求めた訴訟で、大津地裁は、元同級生2人に約3,700万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。西岡裁判長は「いじめが自殺の原因で、予見可能性はあった」と述べました。もう一人の同級生について判決は、「一体となって関与していたとまではいえない」として、賠償を命じませんでした。訴訟では、元同級生の行為の一部が県警の捜査対象となって、事件記録が作成されたことなどから、遺族側はいじめ訴訟では類を見ない500件近い証拠を提出していました。