考え、分析・判断し、表現力を育む重要性 〜日本数学検討協会〜
- 公開日
- 2018/12/18
- 更新日
- 2018/12/18
桑野小の今
日本数学検定協会は、経団連による「今後の採用と大学教育に関する提案」を受けて見解を発表しました。大学教育改革に「文系・理系の枠を越えた基礎的リテラシー教育」を求めた点などを評価して、「学びの基盤には数学を」と唱えています。現代社会は、文系・理系を問わず、ビッグデータやAIを使いこなすために、情報科学や統計処理の分野で数学の基礎知識が求められます。そのために、基礎的数学力については、義務教育段階における「数学」を身に付けることが重要であると説いて、公式を覚え、計算力を磨くだけではなく、「考え、分析・判断し、表現する力を育む重要性」について主張しています。