労働現場での過労の実態について
- 公開日
- 2018/11/06
- 更新日
- 2018/11/06
桑野小の今
政府は、労働現場での過労の実態などをまとめた2018年度版「過労死等防止対策白書」を閣議決定しました。研究では、過去5年間に教員と看護師が精神疾患となったケースを調査しました。その結果、保護者や患者など「業務上の関係者」とのトラブルが、それぞれ疾患の原因の半数近くを占めていることなどが分かりました。今年度版では、教員や医療従事者などについて、10〜15年の公務災害と労災の認定事案を分析しました。そのうち教員は、公立の小・中高等学校と特別支援学校で精神疾患になった23人について調査を行いました。疾患の原因28件の内訳をみますと、保護者とのトラブルなどが最多の13件に上り、生徒からの暴力などが6件と続きました。