「遠隔教育」を受けた場合、出席扱いに
- 公開日
- 2018/09/26
- 更新日
- 2018/09/26
桑野小の今
文部科学省は、病気やけがで長期入院や自宅療養中の小・中学生が、テレビ会議システムなどを使って、学校と離れた場所で「遠隔教育」を受けた場合、「出席」扱いにすると決定しました。スムーズな復学に繋がるとして、全国の教育委員会に間もなく通知を出す予定です。これまで遠隔教育は、離島や過疎地での合同授業を想定していて、3年前から導入を始めていました。しかし、病気やけがで欠席が続く小・中学生は遠隔教育を受けても出席扱いとはならずに、高校受験などで不利になったり、友達との関係が希薄になったりする懸念がありました。文部科学省の平成25年度調査によりますと、病気やけがで30日以上の長期入院をした小・中学生は全国に延べ約4,800人いて、在籍校は延べ約2,800校にも上っていました。