誰に対してもやさしい心で
- 公開日
- 2018/09/19
- 更新日
- 2018/09/19
桑野小の今
アメリカCNN放送は、サッカーワールドカップロシア大会で、「日本とセネガルのファンがW杯のスタジアム清掃を手伝う」と見出しを打って特集されました。さらに、決勝トーナメント1回戦のベルギーとの試合後にロッカールームがきれいに清掃され、ロシア語で「ありがとう」というメモと一緒に折り鶴が残されていたこともインターネットを通してロッカールームの写真とともに紹介されました。世界中から日本人の、マナーのよさや美徳が賞賛され、同じ日本人としてうれしく思いました。
このことについて、日本チームのキャプテンの長谷部選手は「日本代表チームのスタッフの方々は本当に毎試合、ロッカールームをすべてきれいに片づけて、そして帰ることを行ってきました。スタッフの方々を選手として本当に誇りに思います」とたたえました。
学校では、今年度道徳が教科化されました。(中学校は、平成31年度から)社会問題となっている、いじめによる自殺や規範意識の低下は、日本人として最も懸念されることの1つです。ワールドカップで世界が日本人の道徳性の高さや美徳をたたえる中、自分のとなりに座っているクラスメートを思いやる心や人の痛みを感じることができない子が増えているようです。誰に対してもやさしい心を持ったことが世界中から賞賛されるそんな日本人であるために、学校と家庭、地域社会でも連携して取り組んでいきたいと思います。