危機管理研修プログラムの開発に着手 〜文部科学省〜
- 公開日
- 2018/09/04
- 更新日
- 2018/09/04
桑野小の今
文部科学省は、来年度、公立小・中学校などの教職員向けに、熱中症の事故防止策や防犯・防災対応などを学ぶ危機管理研修プログラムの開発に乗り出します。
新潟市で5月に小学2年の女児が殺害された事件や、猛暑で愛知県の小学1年の男児が熱中症で死亡したことを受けて、研修を通じ、学校の安全対策を強化します。プログラムでは、教職員のキャリアごとの役割や身に付けるべき対応策、連携方法を整理して示す予定です。
具体的には、 〇管理職は、不審者侵入や児童生徒に熱中症とみられる症状が出た際の対応方針の作成 〇中堅教員は、防犯や防災、事故対応の訓練内容や実施方法の取りまとめ 〇若手教員は、緊急時の子どもへの接し方 —などが想定されています。全ての教職員がキャリアに応じた対応策を理解することで、事案が発生した時に機動的に対処できるようにする方針です。