ゴミ拾い 〜ある記事より〜
- 公開日
- 2018/08/09
- 更新日
- 2018/08/09
桑野小の今
休み中読んでいた中で、気になる記事がありましたので紹介します。
サッカーワールドカップでは、日本のサポーターが試合の後に観客席のごみを拾って帰ることが話題になって、いくつかの他の国のサポーターにも広がったという報道がありました。「清掃の人の仕事をうばう」とかいう批判的な声もあるような記事も見ましたが、「自分たちのごみは自分たちで片付けよう」「きたないよりきれいにしてして帰った方が気持ちいい」というのはごく自然な感覚だと思います。報道されたり注目されたりするからではなくて、これからも堂々、粛々(しゅくしゅく)と続ければよいと思う。
子どもが小学校の時、地域の子どもたちの活動を手伝っていて、合宿に連れて行った子どもの一人が「うちにはお手伝いさんがいるから自分でそうじをしたことがない」というのを聞いて驚き考えさせられました。
もしかするとその子は、家では一生そうじをせずにすむかもしれません。世の中にはそういう人もいるのでしょう。だが、団体生活の場で「お手伝いさん」もいない学校では、そういう子も含めて「自分のことは自分でやる」とか、「みんなで協力、分担する」という考え方や行動を一緒に経験させることができます。
「内外教育」7月31日発行より