学校生活の様子

海外の日本人学校教員が不足

公開日
2018/08/07
更新日
2018/08/07

桑野小の今

 文部科学省によりますと、海外で日本人の子どもを対象に教育を行う日本人学校の教員が不足しているそうです。国から派遣される教員数が伸び悩み、教員免許を持たない人を現地採用せざるを得ないなど、教育の質への懸念があります。教員の不足解消のために文部科学省は今年度から、新卒など正規教員として勤務経験のない若手を派遣する制度を始めました。
 今まで、国は日本人学校の教員として都道府県教育委員会から推薦された5年程度の経験を持つ現役教員を派遣してきました。しかし近年は、教育現場の多忙化などから推薦数が減り、児童生徒数に対して必要な派遣教員数の充足率は2018年度で75.2%となって、10年前より8.6ポイントも低い状況です。